【日本一ソフトウェアのゲームで絶対買い】
なんとか無事クリアしました〜。
もうただただ面白かった!
どのキャラクターも好きになる!!
プレイ開始当初は裏切り者を探すつもりでプレイを開始していましたが、終盤はもう真逆。
お前もお前もお前もお前も、みんな俺が酒の力で救ってやるぜ!話してみろや、おらぁ!!って感じになりました(笑)
プレイ途中から「うっわ〜ガッツリネタバレなるじゃん」とあんまりブログもかけず。
途中の感想は、
・感受性の強い人にはオススメ出来ない。
・特に日曜にザ・ノンフィクション見ると憂鬱になるタイプはメンタルやられかねない。
って感じでしたが、そこを乗り越えればどれも愛着湧いてきます。
特にキャラによっては、「こいつ……!ほんっとこいつムカつく……!!」くらいまで来てましたが、そこを乗り越えると「まぁ許してやるか……」と怒りも引っ込みます。
とりあえずネタバレなしのクリアレビューとして書いていきます!
【良いところ】
1番目を引くポイントの一つ。あまり見ない組み合わせで面白い。
①お酒
カクテルを飲むことでダンジョン探索にメリットとなるスキルを付与することが可能。
後半では装備に鍛治で色々なスキル付与が出来るため、そこをベースにして何を補足するスキルを付けるか悩みどころ。
ダンジョンの長さによるが、1ダンジョン探索中に大体6フロア毎くらいに一度BARに戻ってカクテルスキルの付け直しが可能なため、序盤中盤終盤で違うスキルを付与するのに頭を悩ませたり。
例えばアイテム所持数を上げてガンガンアイテム集めを出来るようにしたり。
探索序盤は仲間がいないソロの状態で敵を倒すため、序盤はソロ能力アップを付けたり(逆3人パーティになれば仲間数能力アップを付けたり)。
とことん被ダメを抑えるために、戦闘開始時バリア付与のスキルを付けたり……と、自分の装備スキルと上手く組み合わせてカクテルを飲むことが重要になります!
②SRPG
戦闘のみSRPG。とは言っても、マップも狭く敵味方含めて出撃人数が少ないので1戦闘あたりは長時間かかりません!
たまに3匹くらい密集してる敵の時なんかは、こちらが範囲攻撃1発で倒せることもあり、めちゃくちゃ短い戦闘もしばしば。
SRPGということで、被ダメを抑えるために敵の攻撃範囲に入らないように1匹ずつチマチマ倒せれば回復も要らずに継戦しやすくなります。
他にも敵によっては「こいつ正面にいると突進してくるから外れておこう」や「こいつは範囲攻撃あるからバラけておこう」など、敵によって考えることもあります。
特にボス戦では固まってると範囲攻撃をくらうし、かといえばあまりキャラ同士が離れすぎてしまうと回復アイテムが届かない位置に孤立してるキャラがいると危なかったりと、簡易的とはいえSRPGとして面白い要素は詰まってます!
あるメインストーリー上で強制2人パーティの時に「え?この逃げ場のないマップで、強制2人パーティで、この数の敵を倒すの?てかあの雑魚敵、ほっとくと被害が増えるやつじゃん!手が、手が足りない……!!」という、なかなかの難易度の戦闘もあったりしましたね。
③ローグライク
単純に、ゲームオーバーになるとアイテム全没収、レベル1から、ステラ(攻撃とかの技)のリセットになります。
クリアしても次のダンジョンからはレベル1でステラの構築も1から始めなければなりません。
(お金と装備だけは残ります)
ダンジョンでボスに至るまでのフロアも突入する毎に変わるため、「今回は仲間マスが多いな」とか「今回はステラのレベル上げる昇級マスがないなぁ」などなど、ダンジョン攻略も変動する内容に合わせて攻略していかなければなりません。
特に攻撃や補助になるステラ(技)をボスまでにどう構築するかが1番のポイントですね。
ただ強いステラがあっても消費MPが高すぎてダンジョン攻略の途中で息切れしたりと、バランスも必要ですね。
・キャラとのキズナ
まずそもそもキズナを上げることでダンジョン攻略にもプラスになります。
ステラが既に取得済みの状態で手に入るため、それを活かしてもいい(丸っと変えちゃってもいい)。
そしてこのゲームの魅力であるキャラと話すことで進むキャラストーリー。
これがね〜。中盤しんどくなる。しんどくなって、ムカついたりもするものの、そこを乗り越えることでキャラクターに愛着を持てるようになります。
どのキャラもキズナ6まで育てれば好きになりますね!
上述しましたが、感受性強い人(ザ・ノンフィクションで憂鬱になる人)は一回ここで挫けそうになります。
ただそこを乗り越えれば、どいつもこいつも好きになりますので!是非そこまで乗り越えてください!
・絶妙な難易度
序盤中盤はかなりサクサク進むため「まぁ新規IPだし。あとどうしてもステラ集めがプレイ毎変わるだろうし、敵をあまり強くするとかじゃないんだろうなぁ」と、思ってました。
中盤まで。
終盤はイカれてる(笑)
え?これ、イベント戦?
あ。負けイベントじゃね!?じゃあ負けてもいっか〜。
→ゲームオーバー。
……と、何度騙されたことか!(騙してない)
ラスボスとか強すぎる!笑
ステラだけじゃない。その前から装備にスキル付与とかをかなり考えて、事前準備して、やっとこさ戦えるようになります!!
この媚びない難易度に更に1段階好印象になりました。
ただのキャラとわちゃわちゃするとか、カクテルがどーのじゃない。がっつりRPGとして苦戦するボス用意してるじゃん……!と認識を改めさせられました。
ラスボス以外は、まぁギリギリ戦ってるうちに正攻法の攻略法を見つければ初見突破も可能かもしれませんが、ラスボスは「どのスキルを付与するか」「どんなステラの構築をするか」を考えながらラスボスまでに構築する必要がありますね……!
【悪いところ】
・装備の付け替えが仲間になってる時のみ
これが非常に面倒!
序盤中盤はともかく、終盤は仲間キャラにもスキル付与した装備品をあてがってあげたりするくらいの難易度の割に、準備段階に時間がかかる。
必要なアイテム集め。鍛治を出現させてはスキル付けを繰り返し。
やっと手に入れた装備は、今度は仲間がちゃんとパーティに入ってやっと渡せる。
これ、途中で外してまた鍛治して〜ってやるとまた面倒。
この辺まともにやり出すとテンポが悪くなるため、基本スキル用アイテムは主人公優先で、仲間の装備品に耐性付けたりはタイミング次第にしてました。
あとはもう良いところばかりですね。悪いところが少ない……!!
【まとめ】
今作のキャッチコピーである『孤独に耐えられないのなら、仲直りしようよ。 このとっておきの一杯で。』
がもう最高。
クリアした時点で、各キャラの理解者は俺だから……って気持ちにさせられますね。めちゃくちゃ各キャラに気持ちが入る。
仲間キャラクターとのキズナだけでなく、出てくるキャラ全てに愛着が湧きました。
最初は「裏切り者は誰だ!」と犯人探しのような感じでプレイ開始していたのに(笑)
そしてゲーム自体当初は「多分難易度は高くないら〜」と見せかけつつ、終盤は初見突破はムリだろって難易度で脱帽でした。
それまではガンガン攻撃しまくるステラばかり選んでましたが、ラスボスでは主人公は攻撃役。仲間1はバリアを味方に張る&反射攻撃。仲間2はアイテムで回復&他キャラのピンチの時用に敵に狙われやすくなるステラを装備して突破することが出来ました。
初見のラスボスはほんと「え、これどうやって勝つの……!?」というくらい絶望感を叩き込まれましたので(笑)
まるっきりキャラクターを変えて、システム一緒で続編とか作れそう。
てか続編出たら絶対買う!というくらい、今回の日本一ソフトウェアのゲームは当たりでした。
今作、迷ってる人がいたら絶対買いですね!