ぼくとRPGのあいだに

RPGのクリア感想や縛りプレイを中心に、プレイの余韻を残すように記録しています。気分次第でRPG以外の話もすこしだけ。

【アーリーアクセス版】Splinteredプレイ感想|ドラクエ風ローグライクRPGの魅力と第3章までの印象

 

【Splinteredアーリーアクセス版プレイ中】

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現状第3章Bまでアーリーアクセス版として配信済。
第4章、第5章でメインストーリーはクリアになるっぽいです。正式リリースが10月とのことで日にちまでは不明。そもそも正式リリース時に第4章、第5章も日本語化された状態でリリースされるかも不明。
 
プレイして思わず一気に第3章Bまでクリアしてしまい、第4章がいつ出るのかと待ち続けています……!
4章だとメインストーリーは一体どうなっちゃうのか。めちゃくちゃ気になります……!

 

【特徴まとめ】

雑にいうと8割がドラゴンクエストⅠなのですが、違う部分など特徴として下記にまとめました。
 
①初めて倒した敵は経験値2倍
 
②装備にも経験値があり、装備レベルが上がると「特性」が解放される
→単純にステータスアップもあれば、被ダメ減少や呪文の効果が変わるものも。第3章では「呪文自体が変わる」要素もあり。
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③モンスター図鑑のような形で、特定のモンスターを倒した時に「才能」という形でアビリティをキャラに付与できる。
→ステータスアップもあれば、装備が安く買えたりなど様々。最初は2つだけだが、プレイ中に4つ→6つと付与数が増える。
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④宝箱はお金の場合は復活。フィールドに出れば宝箱復活。
 
⑤死亡時は所持金が半分になる。死亡場所にその時に落ちた所持金の半分(4分の1の金額)が落ちていて拾うことが可能。
(例:1,000Gで死亡→所持金500Gに→前に死亡した場所に250G落ちている)
 
主に②の装備でビルドを組むことで格上の敵にも勝利することが可能というのが本作の面白い部分ですね!
 

ドラゴンクエストⅠのローグライクのようなゲーム】

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第1章はスタンダードな王道ファンタジーRPGです。
身も蓋もないことを言えばドラクエⅠです。
ドラクエ風に言えば、太陽の石と雨雲の杖とロトの印を手に入れればラスボスに挑めるようになり、見事ラスボスを倒せばクリア!です。
 
第2章からこの作品のゲーム性が出てきまして、スタート地点に戻されてしまい、世界がバラバラになります。
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宝箱から出てくるアイテム、敵モンスターの出現ポイント、町やダンジョンの場所、覚える呪文……色々な部分がめちゃくちゃになります。めちゃくちゃな中、キーアイテムを入手しさえすればすぐにラスボスに挑むことも可能です。
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ここからローグライクのような感じになり、プレイヤーは上記のめちゃくちゃな状況からキーアイテムを入手していくのがポイントになります。
 
上述したように装備でビルドが組めるうえ、第2章・第3章A・第3章Bで店で売っているアイテムが大きく違ってきます。第3章以降は「呪文自体が変わる」装備もあるため、プレイ感覚はどんどん変わってきます。
 
キーアイテムの入手は運も左右されますが、世界が変わっている状況でいかに立ち回るかでキーアイテムの入手は第1章よりも早くなり、レベルアップもどんどん出来て、第1章よりも早くクリアすることも可能です。
 
この辺りのプレイ感がローグライクっぽい雰囲気を感じました。
 
 

【とはいえドラクエⅠ要素が多い】

ドラゴンクエストにインスパイアされた」と何かの記事で見かけましたが、実際に触ってみるとインスパイアというかなんというか。
勿論、装備や才能といった独自要素もあり、ゲームの本質は2章以降なのはわかります。
突っ込まざるを得ないのが、例えば下記の呪文ですね。
 

ドラクエⅠで覚える呪文:

ギラ
ルーラ
 
 
えー。上記、まんまです(笑)
細かく言うと、呪文の名称が違う部分と、リレミトとルーラは一緒の魔法になっています。
(フィールドで使えば町を選べ、フィールド以外だとフィールドに出る)
 
ついでに第1章のクリア時のレベルも、だいたいドラクエのクリアレベルと酷似しています(笑)レベルバランスまでドラクエⅠに寄せてるのか……!?と思ってしまったほどです。
呪文含め、諸々「これドラクエⅠじゃねーか!」と突っ込むところは多数。まぁこの辺りはご愛敬ということで!
 

【感想】

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まずメインストーリーが気になりますね。
当初「世界がバラバラになる」1本の情報でしか知らなかったのですが、実際にプレイしてみると、登場キャラクター達は過去に戻って世界が変質していることは理解してるんですね。毎回世界が変質していることにキャラクター毎に伝えてくれます。
 
ただ要素がバラバラになっているだけのゲームではなく、どんどん変わっていく世界に対して各キャラクターの思惑。そしてラストの展開が1章、2章、3章Aは基本一緒の中、3章Bではラストの変化。この状態で次の章になる第4章は一体どーなっちゃうの!?と、気になって気になって仕方ないです!早く正式リリースやりたい……!
 
 
次にローグライク的な部分。
ベースがドラクエⅠの中、ドラクエよりも快適になる要素を含んだ部分が、何度もドラクエをクリアした自分にはかなり刺さりました。
 
ドラクエⅠで言いますと、いきなり魔法の鍵がある町が城の目の前に出来たらどうなるか。
本来ドラクエⅠならレベル上げにかかっていた時間を、構築した装備ビルドで格上に勝てた時の高揚感。キーアイテムをどんどん集め、はるかに早い時間でラスボスに挑む楽しさ。
 
この辺りが、どんなにドラクエⅠをやっても避けられない「作業」を、今作だとローグライク的な形で突破できる部分が面白いですね!
もちろん運が悪かったり、上手いビルドが組めなくて通常の攻略感になっても第1章と同じ最強装備は存在はしているので、最悪でも最強装備と炎耐性の「才能」とレベルも20程度あれば普通にクリアは可能なので、そこまで難しくはなく詰まることはないかなと思います。
 
以上です。
アーリーアクセスVer.0.9の段階で非常に楽しめています!
10月のいつ正式リリースなのか、リリースされたら続きを速攻プレイしていきます!