【メギド72が完結しました!】
メギド72クリアしました!7.2周年おめでとうございます!
ストーリー更新に時間かかるため2回くらい置いておく時期があったものの、リリース初期からプレイを開始していたメギド72がこの度完結しました!!
最終話更新とともにラスボスに挑み、初見は案の定敗北(笑)
再度編成を変えて挑んだところ、最終形態まで行くも死亡。
72回コンティニュー出来るようになっていたので数回コンティニューしてクリア。
一部で72回コンティニューありきの難易度!と言われているくらいの難易度でした(笑)
ちなみにラスボス戦は、以下の内容です。
・強制雑魚2連戦(雑魚という名のボス)
・2連戦でダメージを受けた状態でラスボス戦突入
・ラスボスもワンパンはできず、7回形態変化(6回HPをゼロにすると最終形態に突入します)
・容量+2
・形態変化時もラスボスが積んでいるフォトンはそのまま
主に形態変化が入る度にバフかけてきたり、こちらの地形を変えてきたり。
更には敵の奥義は強化されていくし、スキルや覚醒スキルは形態変化毎に変わっていくので要注意。
容量2でフォトンは5個積んでくる+HPをゼロにしてもフォトンはそのままで形態変化をしてくる。
→ラスボスがどう変化していくのか把握してないと形態変化の時のバフや地形変化で不利な状態からスキル等で崩されたり。
崩されたら終わり。死ぬしかない。
更に最終形態に至っては通常アタックが全体攻撃に変化。奥義は更に強化されて、撃たれたらほぼ全員即死のヤケクソビームを撃ってくる始末(笑)
このヤケクソビームで崩されたら、奥義の感覚も早いためバフをかけ直そうとしてる間にまた奥義が飛んできてすぐ死にます(笑)
バフに拘らず、ガンガン奥義ぶつけて最終形態のHPを削ってクリア(一回覚醒スキルで全回復されたりしましたが笑)。
一応触っていると、今までのボスのように理不尽な内容ではなく、おそらく幅広いパーティ構成でも戦えるような内容にはなってるのかなと感じました。
形態変化毎の特徴の把握と、序盤のまだ奥義も弱いタイミングで自分達を強化&一気に連続奥義という感じで駆け抜ければ全員生存でクリア出来そう。
この「クリア出来そう感」よりも「やり直すと、また雑魚2連戦から……?」という絶望感の方が優ってしまいコンティニューを使いました。
とりあえずエンディングだけ見て。気が向いたら完全クリアを目指してみてもいかなと思いまして。
【メギド72の魅力】
メギド72というと、トンチキな部分やメギドの日やエイプリルフールなどのおふざけ時にバズりがちな部分はあるものの。それは魅力の1つではあるものの、根本的な部分は違います。
RPG好きなら是非ともプレイしてほしい内容と感じる内容です。分類としてはソシャゲになりますので「ソシャゲなんてやらん!」と強い想いを持つ方もいるかと思いますが、メギド72は一味違うので是非とも。
多分5-6章くらいまでプレイすればもうやめられないくらいハマりますね。
魅力は以下に詳細を書きましたが、
以下の①〜⑤が相互に絡み合い、面白さや魅力の向上に繋がります。
①仲間が増える=戦略の幅が広がる
②ストーリー加入キャラが魅力的&そもそも強い
③難易度が高い
④絶望を希望に変えるRPG
⑤育成難易度が高い
ざっくりですが上記が魅力的なポイントになります。
①仲間が増える=戦略の幅が広がる
基本的に全てのキャラに活躍の場があると思ってください。手に入れたキャラは使えるor使えないではなく。
プレイヤーが「このキャラを使いこなせるかどうか」ですね。
使いやすいキャラ使いにくいキャラがいるものの、7.2周年の間でテコ入れされたりなど。初期キャラでも霊宝やオーブで飛び切り使いやすくなったキャラもいたりと活躍することが可能です。
闇雲にガチャを引くくらいなら、初期キャラ含めてじっくり育てるのが吉。特に序盤はガープとマルコシアスを中心に育てるのが1番攻略しやすいですしね。
②ストーリー加入キャラが魅力的&そもそも強い
①でも書いたガープとマルコシアスがまず強い。ソシャゲ=ガチャで強いキャラを引いて云々ではなく、さっさとその2人を育てろ!ってくらい強い。
さらには不死者が出てくるあたりになると、ストーリーを追っていく中で各不死者がも〜魅力的。
更にはボスとして戦う際には強い強い。そんな強いボスを倒す→仲間になる!強い!!と、育成する楽しみもあるし。
何より頑張ってボスを倒したご褒美としても大きい。
ストーリーを進めるモチベーションにも繋がりますし、育成するモチベーションにもなります。
③難易度が高い
ここも魅力の一つです。
前述したラスボスは言わずもがな。まだ初見で「行けそうな気がする」と感じるのはまだ良い方。
序盤まではキャラも育ちきってないし、パーティコンセプトもバラバラなので敵もそこまで強いわけではないです。
中盤くらいで「あれ、強くね?」が続きます。
途中からほぼ全てのボスが初見だとほぼ負け+「勝てない。勝てねーよ!どうすれば勝てるんだよ!」と投げたしたくなるほどです。
倒す方法がいくつかあれど、手持ちのメギドとオーブから自分の戦術の幅でどこまで対応できるか……?というのが試されてきます。
終盤ではボスに行くまでの雑魚戦ですら簡単にゲームオーバーになったりと、まぁまぁイカれた難易度。甘やかしてくれない。
ただ後述する育成でも詳しく書きますが、最初はボスを命からがら倒して突破。ストーリーが進んだのでOKにします(誰かが戦闘不能状態でボス突破)。
こんな難しいボス2度とやるか!と思っても、結局その後にそのボスを全員生存状態で倒すことになったり。
更には突破時は難易度ノーマルでなんとか倒したものの、さらに強くしたハード、ベリーハードでも倒すことになります。
一度苦労した相手の更に強いバージョンを、自分のパーティでどう倒すか?を考えさせられる。その苦労した分、パーティやキャラへの愛着度に繋がります。
④絶望を希望に変えるRPG
だいたいストーリーの流れは下記になります。
絶望
↓
更に絶望(もうダメだぁ……)
↓
やっと希望が見えてきた!?(勝算がある!)
↓
大・逆・転っ!!
ほぼほぼこのパターンです。そもそも主人公の村焼きから始まっるくらい絶望から始まってるゲームです。
ただ、これが面白い!
絶望はもう、シナリオライター大丈夫?イカれてる?というくらい。ちょーっと残酷な描写があったり。残酷すぎてプレイヤーの心にダイレクトアタックしてテンションガタ落ちするくらい。主人公と同じくらいプレイヤーの心にも絶望が広がるくらい攻撃してきます。
そこからの逆転。大逆転!
勝算がある!勝算が見えた!となってからのBGMも相まってアガる。
あんなに絶望に満たされたプレイヤーの心が一気に浄化されて「色々あったけど……一応これが1番納得いく着地どころかな!」と強引に納得させられます。
キャラからハマるかストーリーにハマるか。何度かこの大逆転劇を繰り返してるとメギド72 にいつの間にかハマってしまいます。
⑤育成難易度が高い
③の戦闘難易度と関わりますが、最初の方に出てくるキャラでも育成上必要な素材の入手が大変です。
というか育成を容易にするために「戦闘チケット」というものがあり、これさえあれば戦闘をスキップして勝利したことになります。
ただこれを使えるのが「その戦闘に全員生存状態で勝った場合のみチケット使用可能」という内容。
例えば2章の章ボス(章にいるラスボス)でしか取れない素材があったとします。
2章突破時は5人中2人戦闘不能になりつつもなんとかクリア。もう2度とやりたくない!
→あ。このキャラの育成素材が2章の章ボスでしか取れない。
上記の場合、どんなに苦労したボスでも結局は「全員生存状態のクリア」がどこかで求められる。
更にはレアな素材であるほど、難易度ノーマルよりもハード。ベリーハードの難易度を求められる。
→育成を容易にするためには、プレイヤーはベリーハードですらクリアするようになる。
上記のように、かつては「こんなの勝てねーよ!」と感じたボスに、難易度高い状態で撃破するために編成を考えさせられる。プレイヤーがソロモン王として成長することになります。
また上記だけに留まらず、中盤以降加入してくるキャラ達も育成が曲者揃い。
主に不死者関連が出てくると、メインストーリーとは別コンテンツの「大幻獣討伐」まで育成に必要になってきます。
これだけだと単純に面倒ながら、次のステージや次の不死者育成に必要なキャラだったりするのでほぼ強制でやらねばならない。
例えばですが、不死者Aが加入。
→育てる。大幻獣Aの素材も不死者Aの育成素材になる。
次に不死者Bが加入。
→育てる。その時に不死者B加入と共に大幻獣Bも解放。大幻獣Bの素材が育成に必要。
大幻獣Bを倒すには不死者Aが必要。
→不死者Aの育成が必須。
そして不死者C.Dと同様に……というイメージ。
実際手に入れて、育成している間に不死者を使いこなせるパーティ構築に慣れると、メインストーリーのどこかのステージでもそのパーティ構築が刺さるステージもあったりします。
育成が大変な分、戦闘が楽しくなってきます。
ざーっと①から⑤を明記しましたが、⑤で育成大変な分、①②でキャラが加わる=戦術の幅が広がる。③の戦闘にも繋がってきて、④のストーリーにも関わってくる。
ストーリーの難易度が高い分キャラを手に入れた喜び。
そこから育成することで自分のパーティの新たな可能性。新たな戦術でプレイヤーとしても成長。
お気に入りのキャラも増えてストーリーにもハマり……という、ただ難易度の高いゲームというだけではない魅力がメギド72にはあります!
【後半でメギド72がめちゃくちゃ嫌いになる】
無事完結した感想としては「あぁ面白かったな〜」というのか第一声ではありますが、この7.2周年の中でも言いたいこともあり。
中には情報を出す番組がゲームに興味のない(やる気のない)キャストが番組進行してたり……と、細かいことをいうと色々とありますが、主に下記の部分が1番モチベーションを下げました。
・シンギュラリティメギドの実装
メインストーリーでいうと後半の部分です。
簡単にいうとストーリー加入メギドがパタッといなくなります。
代わりに「シンギュラリティメギド」として、以降メインストーリーが追加される度に低確率のガチャとして登場。要は課金用に強いキャラを用意しましたよ〜という感じですね。
(正直強いかどうかはよくわからないですが)
一応擁護しておくと、確かに今までが大盤振る舞いすぎたのかもしれない。メインストーリーでめちゃくちゃ加入してくるメギドは多いし。
それとは別にイベントクエストでも手に入ったり。一時期2週間に1回くらいのペースでイベントクエストのメギド増えてったような気もする。
結果、イベントクエストはいつの間にかイベントで手に入るキャラはいなくなり。この辺はまぁ理解できる。
シンギュラリティメギドが実装された時もまだギリギリ納得はしました。
・特殊な条件下で召喚したから=通常の加入メギドとは少し別扱い
・最初がアスモデウスのリジェネにあたり、「まぁアスモデウスならしょうがねーか」と強引に納得
ただし、ここから段々とあんまり関係がなくなり。キャラによっては「どこが特殊な状況なの?」「ただ課金促してるだけじゃん」と、強い不信感を感じるほど。
リリスなんて、せめて大幻獣関連とか。あの辺を全討伐したご褒美に入手!とかであれば納得出来るものの、よくわからんガチャイベントの時だけ登場。
だったら!
課金しないと運営出来ないのだったら。
それならせめて、メインストーリーに関わらないキャラで通常よりも強いキャラでも実装してくれればいいのに。
メギド72の魅力は前述した①から⑤が相互に絡み合って魅力に繋がっているというのに。
ぶっちゃけ運営自ら良いところをぶっ壊したといっても過言ではない。
正直メギド72の良い部分を理解せず。運営がトンチキやってること自体、プレイヤーが求めていることを勘違いしてないか?と感じるほどでした。だったらトンチキもいらないし、もう余分なことをやってること自体不快に感じるほど。
残してるのはただ難易度が高いのとストーリーのみ。
ストーリーを頑張って突破しても加入メギドもいない。
→じゃあ別に全員生存しなくてもいっか。もう進められてストーリーだけ見てりゃええわ。
という感じでプレイヤーである自分自身も投げやりに。
(ラスボスももうコンティニューでいっか。となった要因にも繋がります)
運営がやってることといえば、ノーマルの難易度で勝てない人のために「スタンダード」という難易度を作って突破させやくしたり。
さらには戦闘に勝てなくてもストーリーだけどんどん読み進められるように改良したり。
RPG全否定じゃん。
ノベルゲーやってんじゃないんだから。
もうこれでかなり興醒め。結末はとりあえず書き切るというのが発表されたので無理やりゲームしてましたが。
ただ正直言うと、興醒めしたゲームを、なんか惰性でプレイしてるのはなぁ……なんかめっちゃ苦痛……と、シンギュラリティメギドを実装したせいでゲームのモチベーションがかなり下がりました。何度も辞めようかと思ったぐらい。
なんで楽しくないゲームを俺はやってるんだ?他に楽しいゲームなんていくらでもあるじゃん?という気持ちになるくらい。
結末描き切らずに途中で運営しなくなるって話だったら完全にアプリ消してたのに。キチンとゲームをクリアして終わる方がスッキリするし、という理由だけで進めてました。
加入してないくせにメインストーリー上で軍団の一員として顔を出してくるシンギュラリティメギドの面々は嫌いになるし。
そもそもシンギュラリティメギドがガチャイベ=ストーリーがそこまで到達してないプレイヤーが手に入れる必要があるのか?と。
自分は関係ないけど運営何考えてんの?とすら感じるように。
シンギュラリティメギドの育成素材がストーリー後半の、他のメギドの面々よりも育成素材の難易度が高いのに。
ゲームを始めたばかりのプレイヤーが手に入れたところで使い所がない。意味がない。さらにはそのメギドが加入してる時点でストーリーも破綻してるわ、ネタバレにもなってるわ。
……とまぁ、後半でメギド72が一気に嫌いになりまして(笑)
ただまぁ怒りは持続しないもので、惰性でストーリーを進めているうちに伏線やら新事実が明らかになって、少しストーリーの面白さで持ち直り。
相変わらず高難度のボス相手にどう倒すか?をもう一度考えるのも段々と楽しくなり。
12月の時点で「ついに1月にラスボスあと倒すだけだー!」という地点まで来て、なんとかモチベーションを持ち直しました。
【まとめ】
単純にメギド72面白かった!って一言じゃあ言えないくらい感情の動きがありました。
それでも一応結末を描き切ったのはよくやってくれたなと感じます。ラスボスの難易度も絶妙で良かったかなと。
今後オフライン版を画策してますが、願わくばガチャとかそういうのを無くして、もうちょっと加入メギドのやり方を変えてくれればいいなとは感じます。
(アンケートを見るに多分無理そうですが)
紆余曲折ありましたが、それでもクリアした身としてはメギド72に対してはプラスの気持ちです。オフライン版が出たらもしかしたら触ってみるかもしれないですし、コンシューマ版とか出してくれたら絶対遊ぶだろうなとは思います。
全体としては良作として満足はしていますので、RPG好きであれば是非是非触ってみるのをオススメします。