RPG好きのゲームブログ

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【ややネタバレあり】百英雄伝 クリアレビュー 不満点はあるけどJRPG好きならプレイ推奨

【古き良きRPG

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百英雄伝Risingクリア済み。
Switch版をプレイ。

ざっっっくり言うと、古き良きRPGをまた「2024年の今」プレイ出来て最高!という感じですね。

ストーリーは超王道。クセもなく、好きな人は絶対好き。
ストーリー中盤でもうどう展開していくかワクワクするし、ファーストインプレッションでも言いましたが終盤は正に「こういうのでいいんだよ」という感じで大満足です!


特に終盤は、このドット絵で目まぐるしく動くシーンでこちらのテンションも上がりまくり。
「こういうのでいいんだよ」おじさんとしては、多少不便なところ含めてでも今のゲームに慣れ親しんでいる人にも是非ともプレイして欲しいです!!


「ここが気になる……けど、面白い!」「あー、おじさんたちはこういうの好きなのか、なんかわかるかも」と、1990年から2000年台にJRPGがなんで盛り上がったかの一端が見れます。


とりあえずフリーズやロード関連は下記の良いところや悪いところには含みません。
ロードやボタンの「間」の気になる度合いは個人で違ってきますし、ぶっちゃけプレイしてたら「こういうもの」として慣れてきます。
(普段プレイしているゲームによっては「これ以上」はザラにあります)


フリーズ関連もどこでなりそうか?を把握してなるべく回避。私の場合は拠点関連で重くなりがち。
城から街に行く前にセーブ。拠点開拓の前にセーブで大体回避可能です。
特に拠点は少しのロードでも負荷がかかり始めてる感じがしたので、セーブしたら一度ゲーム終了して再開すればフリーズは起こらず。セーブポイントに行くのが面倒であればワープでフィールドマップに出ればオートセーブされるのでそれを有効活用してました。

この辺はなんかパッチで改善されれば御の字ですし、ゲーム性には関係ないので触れないようにしておきます。


また一部ネタバレになる部分も下記に明記してますので、完全ネタバレNGの方はお戻りください。
ストーリー展開の一部分のみ明記しています。

 


【良いところ】

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・説明が少ないため手探りで進めるところ

良くも悪くもここが1番のポイントですね。
ステータスのどの値が何に影響してるのか。
仲間集めのやり方。
ルーン・アクセサリーは何を付けるのが最適か。
パーティバランスはどうしようか。
ミニゲームのやり方〜などなど、説明が少ない中で自分で考えながら手探りで進める楽しさがあります。


これ全部説明してると説明過多でテンポ悪くなりますし、プレイヤーがゲームへの理解度を高めていくのも楽しい要因の一つです。

バランス悪い部分も「仕様」として判断して、自分なりの攻略法を構築するのがゲームの楽しいところです。


・仲間集めが楽しい

とにかく仲間が隠しイベントってくらいに散りばめられていて集めるのが楽しい。
仲間集める→拠点を解放していく→色々便利になっていく→さらに仲間集めに没頭していく……というのが楽しいですね。

仲間を集めるために本編そっちのけで釣りしたりカードゲームしたり交易で稼ぎまくったりと、寄り道要素が豊富にあるのが最高ですね。
単純に今作で1番楽しいところがこの仲間集め。


ネタバレ部分ですが、主人公が3人いるので、各主人公で攻略するシーンがちょこちょこあります。

一つのイベント内で、3ルート分攻略するパターンや、
「ここでノアチームは◯◯を攻略」「その間にセイチームは別の場所にて◯◯を攻略」というパターンも。


特に3ルート同時の時はパーティメンバーを重複できない為、今まで集めていた仲間からパーティバランスを見極めてチョイスしたりと「これぞたくさん仲間になるRPGならではの醍醐味!」というのがあるのが面白いところの1つですね!

 

・とにかく主人公の1人『セイ』が超王道

 

3人の主人公でお気に入りはセイ。

ぶっちゃけイケメンキャラよりもイロモノキャラの方が好きです。

今作でいうとシャークマン関連とか大好き。

Ⅶ世って名前に入ってたり、サメの癖に水を怖がる習性の種族とか最高。

 

そんな中、主人公のセイのみ「自分が所属する帝国に対して離反する覚悟」「公爵へ刃向かう」「熱い想い」と、見ていて王道でアツくなります。

 

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さらには剣で攻撃しつつ、指パッチンで氷を出す演出も「く〜!カッケー!!」と思わず唸ってしまうほどカッコいい。

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ぶっちゃけ主人公はセイだけでも良かったよと思うほどハマる。

セイがイベントに絡むだけでちょっとテンション上がります!

セイの活躍だけで今作買ってもアリと思うくらいハマりました。

※ただ性能的に使いこなせず、3人の主人公の中ではレベルは1番低いですが(笑)

 

【悪いところ】

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・カスタマイズ性が薄い

キャラクターに変化をもたらせるのはアクセサリーとルーンくらい。
ルーンが装備できる数もキャラによって違うし付けられるルーンの種類も違う。多少の運用の幅はあるものの、自由にルーンを付け替えられるわけではないので幅は狭い。

チート性能なルーンがあったりしても「そもそもこいつにこのルーン装備できない」が多発して、あんまりズルが出来ない。
ルーンの装備出来る数や種類とかは撤廃してプレイヤーの好きにやらせて欲しかった。


個人的には「このアビリティとアビリティを組み合わせたら……!?」みたいなシナジーがあるものがあると楽しいのですが、今作は仲間集めが主なためシナジーを考えるものではないのかもしれない。
→もしくは実はシナジーになるような組み合わせがあったけど自分が見つけられてないのかもしれません。
まだ発売したばかりですし、何かチート性能なシナジーが見つかればゲームの見方として評価が一変するかもしれないです。


・ルーンの装備付け替えが面倒くさい

装備は鞄にあればその場で付け替え可能だが、ルーンの装備付け替えが店で付け替える形になるため面倒くさい。
特にダンジョン攻略中に見かけてもステータス画面では付け替えできず。
付け替えは攻略後になるため、ただただ鞄を圧縮するだけになってしまう。
特にラストダンジョンでルーンが大量に手に入るのだが、それら全てがただの荷物になってしまい邪魔でした。
いっそルーン付け替えは今のままとしても、鞄の中を圧縮しなければストレスは少なかったですね。
(素材のように別枠の区分になってれば良かったのに)


【まとめ】

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最終パーティ:
ユースケ、ウェーブ、ユウゴ、フランチェスカ、ガオウ、ノアのパーティを最終にしました。

終盤前まではウェーブの代わりにサビーネを入れており、ほとんど初期メン構成でしたが、ウェーブの技が範囲攻撃のため終盤ではサビーネの代わりにウェーブIN。

あとはフランチェスカは回復と装甲剥がし。残りはアタッカー+ノアだけ敵が装甲持ちなら装甲剥がせるアクティブスキルで攻撃……という感じです。


ほぼ全員HP200上がるアクセサリーを装備。ユースケのみ足りなくて装甲Aが付くアクセサリー。
(ドロップすればHP上げるつもりでした)

サポートはカシウスで戦闘開始時に全体攻撃。雑魚敵の戦闘を被ダメを抑えてなるべく早く削るためにカシウスにしました。


鞄に回復アイテムを持ち込みまくり、道中は高級やくそうとかで回復。MPはボス戦で水のルーンで回復するように取っておく。
(雑魚戦の回復でバンバンMP使ってるとボス戦でMPが足りなくなる)


ラストダンジョンでHP200アップのアクセサリーがドロップするので付け替えたり。
ラスダン前だったかな?土の封石レベル5が味方全体を一回だけノーダメに出来るアイテムがあったのでそれをいくつか持ち込みラスボスに挑みました。


最終レベル:60-61

仲間獲得数:89人

RisingプレイしたのにCJとイーシャを仲間逃してました(笑)どこにいるの?

プレイ時間:約40時間以上〜
仲間集めを本気で120人集めるならば40時間どころじゃない、という感じです。

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不満点も勿論書きましたが、冨樫先生がレベルEで書いていた通りで「ゲームにはまる兆候」みたいな不満点がちょこちょこあるというイメージです。
不満点は勿論あるけど面白かったし、そこはプレイヤーそれぞれ飲み込んで一回プレイしてみてくれー!面白いぞー!!という気持ちでいっぱいですね。

 

ちゃんとクリアまでプレイした人の不満と、ロードとフリーズで不満言ってる部分は若干別物なんですよね。

余分なところで炎上して損してるなぁ……という印象です。

 


ファーストインプレッションでも書きましたが、不満点はあれど「そんなこといいから続きが気になる」「不満はあるけど面白い!」という感想になるので、良作インディーという感想はファーストインプレッションからクリアまでキッチリ残ってました!


RPGのインディーゲームの中でオススメの1つになりましたね!

 

 

baykersan.hatenadiary.jp