【こういうの大好きおじさんを狙い撃ちにした良作インディー】
百英雄伝Risingプレイ済み。
Switch版をプレイ。
本編はシャークレース辺りまで進行中。
インディーゲームですが、幻想水滸伝の精神的後継作。とかで注目度が高かった分、結構バグやフリーズ関連でイメージ悪くなってますね。この辺は順次対応していくっぽいですが、発売日遅くなってもいいのでもうちょっと頑張ってほしかったですね。盛り上がりに水が差されるというか。
ちなみに私は暗転ロードは気にならないです。それよりもメニューのUIやボタンを押してから変わるまでの「間」が気になるぐらいかな?
ただこの辺はプレイしてくれば慣れてくるし、ストーリー展開は割と面白いのでどんどん進めたくなってやめ時が見えないくらいです。あんまりゲーム制関係ないところで炎上しちゃってるイメージですね。
(キッスターターの方への対応とか)
ゲームとしては、最初のダンジョンからギミックありきで「良い意味でめんどくさい」。ボスも硬いし、ギミックボスバトルもあったりと、どうやって倒すんだ?を考えさせる。
初見殺しレベルまでは今のところはないけど「あー。別メンバーならもっと簡単に勝てたなぁ」というボスがちらほらいて面白いですね。
20年くらい前のRPGをプレイしているようで、完全に「こういうのが好きだったおじさん」を狙い撃ちにしてきます!
【ファーストインプレッション】
とりあえずファーストインプレッションとして感じた部分をつらつらと。
・ストーリー展開が気になってやめ時がない
帝国の怪しい動き。
帝国に抗う解放軍として動いていく主人公ノア。
帝国が怪しい動きがありつつも、その帝国側に所属している主人公セイ。
世界観の根幹に関わる魔導レンズ、ルーンに関連するであろう古代遺跡を守る『ガーディアン』に所属する主人公メリサ。
この主人公3人の動向を追っていくだけでのめり込んでいきます。
更にはそこに、本編より前の時間軸でプレイしていたRisingの面々が出てくるとプレイヤーとしては盛り上がるし。
(コイツがこの主人公側にいる!とか)
あとはストーリー上の見せ場や戦闘での能力で「あ。こいつ好みだわ~」ってキャラが出てくるだけでも最高。
全然戦闘で使ってないけど、序盤キャラのミオとか、こういう一部分の見せ場で結構好きになります。
さらにさらに全くまだ仲間にもなってないし謎キャラで「勘で行動したら正解引いちゃう系」のリーンとか見せ場を見てるだけでもう好み。
この中から戦闘メンバー選ぶのしんどい。魅力的なキャラばかりで選べないです……!!
・多分キャラそれぞれでDLCあるかも
本編がどう決着がつくのか不明ですが、キャラそれぞれでDLCあると予想。
既に発表があるのは「セイ」「メリサ」「マーカス」が既に予定されているとのこと。
実際にクリアまでプレイしてみないとわからないのですが、ぶっちゃけキャラそれぞれは「解放軍に協力してやっている」程度しかないため、この世界においては別の目的があったりするキャラがいます。
例えば序盤に仲間になるユウゴも何か目的があるようで、主人公が「その時が来たら手伝うよ~」みたいなノリで勧誘しています。
本編上で「その時」が来るのかな?そのタイミングだとユウゴは連れていけないのかな?と思ってましたが、コレ100人以上いる仲間で、そのサブストーリー全部やってたら終わらなくね?と思ってます。
上記の本編ストーリーがガッツリ進んでいる中、色んなキャラのサブストーリーが立ち上がるとも思えず……!
終盤で各々のサブストーリー開放がありそうですが、100人くらいのサブストーリー一気に開放したら飽和しそう。これこそDLCで対応していくんじゃないかなぁ……?と予想してます。
・あまり説明はしてくれない
良くも悪くもですね。多分ワザとこういう作りにしているのかなと。
戦闘では何が有効なのか、拠点が出来た時に前の村に戻るにはどこに行けばいいか(井戸に入れるとは思わなかった)、各種ミニゲームの攻略……などなど、教えてくれない。
ミニゲーム一つとっても「どうすりゃいいんじゃ」「何か理解できていない部分がある」というのがほとんど。ベーゴマの手に入れ方も、対戦できるようになってからも自分で見つけなきゃならない。
ある意味では不親切で、ロード時間なんかよりもここの方が令和のゲームに慣れているプレイヤーだと挫折ポイントかもしれません。
ただここを擁護させて頂くと「コレもアリ」なんですよ。
とにかく何でもかんでも説明。場合によってはゲームテンポを損なう場合でもチュートリアル。説明。
上記みたいのは逆に勘弁なんですよね。鬱陶しいのです。
何が最適か。どう進めれればいいのか。
この辺を手探りで自分で見つけていく。自分なりに攻略法を構築していく……というのが、まだインターネットもろくに使えない、攻略法は自分や友達からの情報(間違っている情報もある)のみで「あの頃のRPG」感を感じられた部分でした。
上述した「こういうのが好きなおじさん」を狙い撃ちにしている。こういう尖り具合こそインディーゲームですよね!
・気になるところアレコレ
とはいえ、細か~いところで気になる部分アレコレ。いくつかはswitch版特有のものかもしれないです。
ほぼプレイ中に慣れてきますが、一応明記。switchのスペック上で仕方ない部分はいいのですが、メニューのUIだけもうちょっとなんとかならなかったか。。。
①メニューのUI。開いた瞬間に選べるようにして欲しい。L2R2ボタンで魔法や装備、ステータスと選ぶので見たい情報がすぐに見れない(&遅い)。
②ミニマップから全体マップ開くとキャラクターが動けず。また閉じた瞬間も移動できず「間」が生じる。理想はマップを開きつつ移動(マップが半透明になっている状態)が望ましい。
③フィールドマップくるくるが現在地を分かりづらくして鬱陶しい。上記の全体マップ開いて位置確認でまた「間」が生じる。固定でいい。
④サポートキャラが1枠のみ。いっそサポートキャラは仲間になった時点でサポート要素を常時開放して欲しかったです。
(素材集めの数がアップするやついたり、セーブポイントで編成できるやついたり、こういうのを仲間にするだけで開放されていく方が仲間集めのメリットとしてわかりやすいのに)
【まとめ】
ざっくりですが以上です。
まだファーストインプレッション程度ですが、メンバーは現在ガオウ、ユウゴ、ユースケ、フランチェスカ辺りはまだまだ活用しております。
フランチェスカはHP低いのでアクセサリーとルーンでHP底上げ。打撃攻撃で装甲剥がしと水のルーンで全体回復。
ユースケは溜める→攻撃で大ダメージ狙えるし順番も早いので重宝。
ユウゴは通常攻撃中心でSP溜まったら「斬」でダメージ。ガルーと組めば連携技。
ガオウはスキルで自身に攻撃バフ+盾装備で装甲付きで意外と硬い。サビーネと組めば連携技。
……みたいな感じで進めています。
プレイすれば不満点はあれど、「そんなこといいから続きが気になる」「そんなことより面白い!」となるので、今のところの感想としては良作インディーですね。
ちゃんとストーリーが綺麗に終わればいいかも。
ちょっと別の作品とかで「途中は良かったんだけど終盤で評価が一変した」RPGとかもあるので、最終的にはクリアしてみてからレビューを出したいと思います!