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キズナファンタジア レビュー【ネタバレなし】

宮城県石巻市を舞台にしたRPG

地方創生RPGの5作目?となるキズナファンタジアをクリアしました!
地方創生RPGとしては1.2.5作目のみプレイ済み。3と4作品目はまだ未プレイです。


ネタバレ無しで感想を書いていきたいと思います。


今作は地方創生RPG1作目のローカルディア・クロニクル同様に剣と魔法のファンタジーをベースにした内容となっています。
(2作目の言な絶えそねでは、和風RPGになってたので今回は1作目ベースに近い感じ)


石巻城もドラクエとかの西洋系の城になってますね。


今作の主人公は魔法系。
ローカルディア・クロニクルや言な絶えそねは物理攻撃系の主人公だったが、今作の主人公は物理攻撃力はパーティ内で一番低いです。

 


普通に王道RPGとなっているため、ケムコRPGやツクール系が好みの方は是非ともオススメ!


地方創生RPGとはいえ、現実よりもファンタジー系の内容になっているため、石巻市の歴史とかそんなに身構えなくとも楽しめる内容になっています。


ゲーム全体としてはレベル上げやアビリティを取らないと若干シビア。


ただレベル上げ自体は容易のため、全体魔法で雑魚散らし→MP切れたら宿屋で回復を行えばレベル自体はサクサク上がるので有用なレベル上げ方法を見つければ容易になります。
(例えば武器に戦闘中使用すると攻撃魔法になるアイテムがあれば、アイテム自体はパーティ内共通のため、その武器一本で全員使用することで全体攻撃魔法で敵を一掃することも可能です)



ラスボス戦はかなり苦戦しました。
アイテムをちゃんと用意してなかったのもありますが、あわや全滅も垣間みえたくらいです。
エリクサー的なものは全部使用して、戦闘不能回復アイテムも消費しまくり。
バフしてても被ダメが高く、予期せぬ事故死が頻発しながら辛勝という感じでした。


レベル自体は言な絶えそねのクリアレベルよりも4-5くらい高かったと思います。
(言な絶えそねが確かレベル38でクリア。今作のキズナファンタジアはレベル42でクリア)


【特徴】

通常のRPG要素に加えて、各村のギルドでミッションがある。
→ミッションに必要なアイテムを取ってくることでアビリティを取得。ステータスアップなどかなり有用なものが多い。


他の特徴としては大きく2つあります。


石巻市クイズ:
メニュー画面からいつでも挑戦可能。
正解すると有用アイテムを貰える。
ドラクエでいうと「力の種」みたいなものとか)


②絆の宝石集め:
GPSで実際に石巻市を訪れて観光を楽しむことで、「絆の宝石」が貰える。
→一定個数集めると装備品などと交換できる、ドラクエでいうと小さなメダルと同じような要素。



またエンディングではこのゲームの敵を募集していたのか、応募名の方の名前なども掲載されている。



他にもエンディング中に、舞台となった石巻市の名産や地域も写真とゲーム画面で紹介されている。



ゲームを通して「ここはあそこ攻略してた時か〜」とエンディング中にちょっと石巻市行ってみたいなと感じるように設計されているのは非常に面白いなと感じました。


逆に微妙だなと感じた部分は、MAPにある隠しルート要素


かなりの数があるため、やり込みプレイヤーとしては良いのでしょうが、見つけるには根気が必要。中には有用なアビリティが手に入るミッションにも関わってくるためストレスになる。


隠されたアイテムとかワクワクポイントなのですが、さすがに多すぎる。


おそらくほぼ全MAPに渡って隠しルートがあるのではと思われるため、新しいMAPに入っても「あ。探索めんどくさ」と思ってしまってスルーして普通に攻略しました。


これ全部取り切らないと……!とかってやり出すと非常にテンポ感が悪くなります。
勿論探すも探さないもプレイヤー次第なので好きにすればいいんだけど。


逆に他の寄り道要素とかがおそらくない。
本筋に向かうダンジョンばかりで、寄り道になるダンジョンとかがあんまりないかな?見つけられてないだけかもしれないけど。


例えば船を手に入れても先の村には行けるものの『この時点では関係ないけど、奥にめっちゃ強いボスと宝箱がある』みたいなものが見当たらなかった。


言な絶えそねでは赤宝箱で出てくる魔物を倒すと強い装備が……という設定があったが、この辺は配置してほしかったかな。


またミッション自体も、各村それぞれであるのが非常に面倒。報告するにもその村に戻らなければならない。
出来れば一度見たミッションは各村共通で報告可能にして欲しい。
(他作品でもこの辺りは共通になってますが)


アビリティ無しでもレベルを上げさえすればおそらく攻略は可能。
ただし、終盤になるとアビリティで「経験値+80%」「消費MP−20%」「攻撃+30%」と、かなり強力なアビリティが出てくるため勿体ない。
(面倒になって終盤のアビリティを取りに行くのはやめましたが)


他、縦型でのスマホRPGとなっているため操作はシビアめ。
操作性は地方創生RPGシリーズ全体として共通している部分のため、一作でも攻略さえすればプレイヤーとしては慣れてしまうためそこまで気にしなくてもいいかなと思います。


【まとめ】

プレイし始め後、序盤は地方創生RPGの1作目と2作目に比べて細かい点で遊びやすくなってるな〜という印象でした。


上記では細かすぎて書きませんでしたが、『どこでもセーブ』が可能になったり、戦闘時に『全員攻撃』が選べるようになったり、弱点属性攻撃時に『弱点』と表記が出たりなどなど。


隠しルート要素も序盤は楽しめたんですよね。面倒に感じたのはプレイヤーである自分の問題かも。やり込みプレイヤーであればむしろ有難いのかな??


個人的には石巻市クイズとか、独自の地方創生っぽいポイントなどで他の地方創生RPGと差異を付けてくれた方が特色が出て良いかなと感じました。


良い点悪い点と挙げてますがゲームとしては良ゲー。
初めてプレイする人は操作性だけ気になるかなといった感じ。


地方創生RPGで気になるものがあればプレイしてみてもいいし、小さなメダル的要素でいえば近くに住んでる地域があればプレイ推奨ですね!


その辺りを序盤で手に入れてゲーム性がどれだけ変わるかも気になりますね……!


他の地方創生RPGもプレイしたら感想書いていきます!!

 

 

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