【百英雄伝の前日譚の物語】
約11時間でクリア!
まだやれること・やり込み要素的なものはありますが一先ずクリア時点でのレビューです。
11時間でクリアですが、短いというよりはファストトラベルなどでサクサク進行できるのでテンポが結構良く、むしろプレイ感としては「まだあるんだ、意外と長いな」くらいに感じるくらいでした(笑)
百英雄伝の前日譚としてプレイ出来るというのは聞いてましたので、いつかやろういつかやろう。やべ、百英雄伝がもうすぐ発売しちゃう!?と慌ててプレイしました。
ストーリー的なネタバレは無しでクリアレビュー書いていきたいと思います。
【良いところ】
・丁寧な短編アクションRPG
一つの町を拠点に古代遺跡を探索するアクションRPG。
クエストをこなすことで町が少しずつアップグレードしていき、主人公達の武器や防具もアップグレードさせることで探索時のバトルもどんどん楽になっていく……という非常に遊びやすい作品。
良くも悪くも丁寧で次に何をやるべきか迷うことはないですし、アクションRPGが苦手でもキャラクターを強化すれば簡単になるので人にお勧めしやすい作品ですね!
(悪いところは後述します)
・リンクアタックが爽快
仲間キャラクター3人で探索しつつ、攻撃→次の仲間に攻撃を繋げる「リンクアタック」が爽快で敵に大ダメージを与えられるのが楽しいですね!
3人キャラクターいても1人だけ操作ということがあるアクションRPGの中で、ちゃんと3人仲間がいる意味や安心感があって、どのキャラクターにも愛着が湧きました。
・テンポが良い
町の中の移動やダンジョンも入り口から中継地点・ボス戦前などファストトラベル出来る先があるため、ゲーム自体はサクサクとテンポ良く進められる。
ザーッと進めて中継地点見つけたら町に戻り、体力回復させたら再度探索に潜る……と、割とプレイしていてサクサクと進めることが出来ました。
【悪いところ】
・丁寧すぎてぶっ壊れたことが出来ない
悪いところに挙げるのも変な話ですが、丁寧に導線が出来ている作品のため、あんまりぶっ壊れたことが出来なかったですね。
ストーリーも本筋を進めないと奥には進めないし、強化要素も「その時点でそんなに!?」みたいな強化までは出来ないですね。
丁寧にフラグ立てされているので探索で迷ったりはしないのですが、探索してても「あぁ、ここで一回戻らないといけないんだ」という場面がちょこちょこありましたね。
個人的には、進みすぎて強い敵がいるエリアに迷い込んで死亡!というパターンがあっても良かったのですが、そういった理不尽的なものはなかったです。
・どうしてもお使い系になってしまう
この辺りはしょうがない部分なのですが、クエストがとにかくお使いお使いお使いばかりになってしまいますね。
その報酬として町が発展するので多少はいいのですが、同じようなエリアを何度も行き来「させられている」と感じることもあるため若干のストレスを感じます。
・敵がアイテムを落とす「間」が気になる
敵を倒す→アイテムを落とす。までに若干の「間」があります。
これにより、移動しながらガンガン敵を倒してるとそのアイテムは地面に落ちたまま手に入らないですね。
・装備替えが面倒
良いところの「テンポの良さ」を損なう要素として装備替えが面倒でした。
特にアクセサリー関連とか付け替えるのが非常に面倒でした。ステージによっては付け替えた方が与ダメが増えるのですが、面倒くさいのでゴリ押しで進めちゃいました?
【まとめ】
総じていうと常にクエストが溜まっている状態が続くお使いゲーですが、ゲーム単品としては非常に楽しめたと思います。
悪いところがいくつか上がってしまいましたが、ゲームとして3人のキャラクターが仲間になって、アクションもキャラクター毎に少し異なった要素もあったりと触っていて楽しい要素があります。
特に仲間キャラクターに愛着が湧くため、百英雄伝では「絶対CJとガルーとイーシャは仲間にするぜ!」という気持ちが強くなりました。
また前日譚とのことで、今作の舞台となった町「ニューネヴァー」に百英雄伝に訪れることになるかも楽しみになりました。
他にも情報として、東方の国というサムライ。刀〜。みたいな国もあるようだし。
かと思えば「カツカレー」もあるらしい。
帝国、魔導レンズやら。
また今回仲間の3人以外でもキャラクターイラストあるキャラは、ワンチャン百英雄伝本編で仲間になるんじゃ……!?と想像してみたら。
英雄伝の世界観の一端を知るという点では良い作品だったなと思います。
変に体験版をプレイするよりも、こういう短編の作品としてプレイ出来たことに感謝。
本編プレイ前に是非ともプレイした方がいいですね!
世界観の一端の理解。そしてキャラクターへの空いて。本編がハマれば、更に前日譚のこの作品も好きになりそうです!!