【著者】
原作:硬梨菜先生
作画:不二涼介先生
VRMMORPGをプレイする作品ですね。
特徴なのは、主人公がクソゲー好きのクソゲーマー。
クソゲーで培ったプレイヤースキルで、神ゲーといわれるシャングリラフロンティアを攻略する……という作品です。
原作が更新される度に読んでいるのですが、文字だけで面白い→漫画になったら更に面白い。文字だけの描写から漫画にして理解を深めてハマる。そしてボスのウェザエモンのデザインかっけぇ……!と、原作知ってても漫画でまたハマってしまってます!!
【10月にアニメ化&ゲーム化も決定済み】
2023年10月1日にアニメ放送
2024年ゲーム発売予定(内容不明)
かなり早い段階から発表だけされていましたが、なんだかんだでもう10月1日が近づいてきました。
原作面白い→漫画も更に面白い。……となっているので、アニメも100%ハマるかなと思います。
ゲーム好きの人は是非とも手に取るべき!
逆に懸念してるのがゲーム化の方ですね。
個人的にはあまりキャラゲーはやらないのですが……どうせVRMMOはまだ現実としてプレイ出来ないのなら、シャンフロとしてキャラゲー出すのどうなの……?と思ってます。
いっそシャンフロじゃなくて、作中に出てくるクソゲーを制作して出してくれたらゲームも100%買う。
選択肢を間違えるとヒロインが次々とピザ留学しちゃう『ラブ・クロック』とかなら開発できるのでは……!?と思ってます(笑)
【感想】
・シャングリラフロンティア以外のゲームにもハマる!
神ゲーであるシャングリラフロンティアをプレイ・攻略するのが本筋ですが、全く別のゲームもちょこちょこ出てきます。
シャンフロのボス戦の前にクソゲーで勘を取り戻すとか。ゲームのイベントに出演するために仕方なく他ゲーもプレイするとか。
作品を読んでいると本編から外れるので、「えー。さっさとシャンフロ本編を進めてよー」と当初は思うのですが、別ゲーは別ゲーで面白くなり「もっとこのゲームの描写欲しいィィィ!!」ってなります(笑)
漫画の単行本が15巻が2023年10月17日に最新刊が発売されるのですが、まさに別の格ゲーをプレイしてるところで、ここがシャンフロ本編より面白いまであります……!
ペンシルゴンのヴィランプレイとか最高で最凶ですね。彼女、主人公サイドのプレイヤーですよね?って感じでイカれてます!
・他ゲーで知り合ったプレイヤーとシャンフロで再開したりする
先程の別ゲーを本編途中でプレイすることもあれば、そもそもシャンフロで出会う前にプレイしていたゲームで知り合ったプレイヤーがシャンフロやってたり。
はたまたシャンフロで名前がバレてる中で、別ゲーで「あいつシャンフロのサンラクじゃね?」って気づかれるパターンもあり。
面白いのがゲームやる人って、
①他ゲーでも同じプレイヤーネームでやる人
②他ゲーで別の名前でやる人
上記のように人によって違いがありますよね。こういう部分も作品内に落とし込んでるのが面白いところの1つです。
主人公はほぼ基本的に『サンラク』一択。
仲間ポジの外道であるカッツォは、『オイカッツォ(追い鰹)』だったり『モドルカッツォ(戻り鰹)』、『カッツォタタキ(鰹のたたき)』とかと鰹縛りでプレイヤーネームに遊びを入れたり。
もう1人の仲間ポジの外道であるペンシルゴンも、『鉛筆戦士』、『アーサーペンシルゴン』と鉛筆関連で名前付けしてたりします。
特にプレイヤーによっては全く別の名前とかでプレイしていることもあり、シャンフロやってて初対面かと思いきや、他ゲーのアイツじゃねーか!ってなったりと面白いですね。
ちなみに私もSNSやこのブログでは『ぶたきむち』ですが、作品によっては『◯◯定食』でやってたりします。特に漢字が使えるゲームとか。
例えば『豚キムチ定食』もその一つですし、あとよく使うのが『鯖の塩焼き定食』ですね。
オンラインでは大概省略されて『定食さん』と呼ばれてます(笑)
・外道3人が集まり出してから面白さが加速してくる!
クソゲーマーの『サンラク』
プロゲーマーで格ゲー得意な『オイカッツォ』
現実ではモデルの天音永遠として活動して、ゲームのキャラメイクでも自身に限りなく寄せるキャラメイクをしてからゲームプレイして、ゲーム内容は手段を問わず。というか手段を優先して好き勝手やる『ペンシルゴン』
主人公目線なので基本的に作品中はサンラクの奇行が目立ちますが、ペンシルゴンのヤバさも負けてません!
モデルの天音永遠の見た目で好き勝手ゲームプレイすることで、『天音永遠の見た目で悪いことをする不届者を、天音永遠本人だと演じるロールプレイ(実際に本物)』とかいう、意味わからんゲームスタイルで楽しんでる姿は最高ですね。
プレイヤースキルはサンラクやオイカッツォに劣るものの、悪役ロールプレイを楽しんでやるところでプレイヤーとして劣っているわけではないのがポイントですね。
ユナイトラウンズというゲームでNPCの国王と姫を罠に嵌めて独裁共産主義王国『鉛筆王朝』を確立して、ゲーム上の本来のラスボスを無視してプレイヤー間で『真のラスボス』として上り詰めた経歴を持つ危険な人物。
サンラクよりも先にシャンフロをプレイしつつ、あとでやり出したオイカッツォとサンラクの3人でシャンフロのボスである『ウェザエモン』戦に挑みます。
このウェザエモン戦まで読めばもうシャンフロから抜け出せなくなります!是非ともウェザエモン戦まで読んでみてください……!
【まとめ】
ちなみに直近で遊びに行った東京ゲームショウでもシャンフロのブースがありました。
エムルの着ぐるみとペンシルゴンのコスプレコンパニオンがいました!
散々語ったペンシルゴンも好きなのですが、着ぐるみのエムルのあまりの可愛さにメロメロ。一緒に写真を撮らせてもらいました!
理想はブースで見たかったのは主人公とかメインヒロインが見たかったですが、ペンシルゴン辺りが妥当ですかね。
この作品、主人公は半裸。
メインヒロインは姉からナンパ対策で勧められた190cm超えの筋骨隆々な男性型で、装備もフルフェイスフルアーマー装備。
どっちも装備の用意や着こなす人材がいない……!主人公に至ってはゲーム通りのアバターだと東京ゲームショウで捕まる可能性ありますからね(笑)
とまぁ、癖の強そうな部分ばかり紹介してしまいましたが、ゲーム好きなら100%読むべき作品です!
クソゲーマーではありますが、そもそも主人公自体が『ゲームってやっぱ思いっきり楽しんでやるからこそ面白いんだろーが!』ってタイプなので、ゲーム好きの1人として読んでて気持ちがいいんですよね!
そして読んでいるうちに、作品に登場するクソゲーをプレイしたくなることになります(笑)