RPG好きのゲームブログ

ゲーム。主にRPGのプレイ記を書いています

【ブックレビュー】犬マユゲでいこう そこそこ何かの学習帳

f:id:baykersan:20230624075424j:image

著者

石塚2祐子先生。
Vジャンプでゲーム漫画エッセイしつつ、過去には週刊少年ジャンプの読者投稿コーナーのイラストや、今でもジャンプで2コマ漫画をたまに見かけます。ゲームとかの紹介コーナーだったかな……?遊戯王とかドラゴンボール系の紹介(紹介というかイジりかな?笑)。

書かれた背景

これはノートではなく漫画です。そして犬マユです。
2022年発売。Vジャンプで毎月連載しているゲーム漫画エッセイを収録。

発売は不定期ながらもソルプレーザ、熊谷クリスピー以降は約1年半くらいの間隔で単行本が出ています。
かつて小学生の頃にVジャンプを読んでいた世代は「まだやってたの!?」と驚くことでしょう。ただ現在読んでいる層も大人しかいないかもしれないです(笑)今の子供は読んでるのかなぁ……?

(昔、読者アンケートを取ったら主婦層メインだった)

 

本の感想

・今の時代にFC版のキャプテン翼
2020年発売の新作じゃない。ただただFC版のキャプテン翼で、延々と滝君でドリブル推ししてるだけの回(笑)
あと昔、犬マユでフランスW杯を取り上げた回の裏話で、キャプテン翼の作者に立花兄弟のモノマネをしたというイカれた裏エピソードも収録。
当時(98年)取り上げてくれてくれよ、その話!めちゃ面白いことしてるじゃん!

・グノーシアの能力全振りプレイ
グノーシアにハマったようで2回に分けて紹介。
とにかくバランスとか安定感とか考えずにある項目に全振りプレイで楽しまれていた。
いや。もうちょいバランス良く振るとかさ……!まぁループ物なので失敗しても無問題!ガンガンミスってガンガンプレイしまくればいいのさ!の精神でやり切ったようです。

・リングフィットネス
このご時世も重なり、2年間ドラクエビルダーズで弛んだ身体を引き締めるためのリングフィットネス回。

ただし膝がポンコツ化していたりとスクワット技が使えない縛りプレイでやってたりと無茶なプレイの数々。剣神ドラゴンクエストの時も筋肉痛になったくらいの運動不足なのに、負荷MAXにして3時間もやろうとしなきゃいいのに……(途中で疲れて諦めたようですが)。


まとめ

ゲーム系ブックレビューで真っ先に挙げたかった「犬マユゲでいこう」。毎回表紙がゲームに関係ないので、過去には本屋の旅行誌が置いてある棚にあったりと本屋すら騙してくる愛すべき作品です。

今回のそこそこ何かの学習帳は2022年10月発売のため1年以上は次が出ないとすると、2023年中は次の本が出なそうですね。定期的にチェックしておかないと急に発売してますから要注意です。

1話数ページ程度のゲーム紹介漫画ですが、作者の自由奔放なゲームへの接し方に、「ゲームって、こんな自由に遊ぶものだったのか……!」と、自身のゲームプレイにも多大な影響を受けました。

有名どころでいうと、かまいたちの夜で怖くならないように主人公を『透と100人の忍』ヒロインを『真理とヒグマ』と名前を変えてプレイすることで、ホラーが苦手なプレイヤーにもかまいたちの夜を楽しめるように工夫したり。
(テキスト読んでて死ぬほど笑いました)

考えてみれば、ときメモガールズサイドの名前を『豚 キム子』にしたのもこの辺り影響受けてるかもしれませんね。

まだまだ連載が続く限り参考にさせて頂きます!