【最初の地方創生RPG】
※2024年6月時点で進行不能バグにより現状クリアまでプレイ出来ず。全体としてはストーリーの8割くらい消化したところでバグに見舞われる。
初めてプレイしたのはリリース当初、8年くらい前にプレイ。
当時はボイスもなく、お助けキャラもなく。難易度は現在よりも高い中、課金せずにクリアまでプレイしました。
(当時はバグはあったものの、進行不能バグには見舞われず)
リリース当初は「さいたま市なのに海がある!」と、ちょっとユニークな感じで紹介されていたものの、中身は硬派な内容のコマンド選択型RPGの内容となってました。
また地方創生RPGがこの後もリリースされますが、ある意味「地方創生RPGはこういうことが言いたいんだ」が詰まった作品になっております。
とりあえず進行不能バグが無くなる&多少難易度高くてもやってやるぜ!な方々にはオススメな内容になっております。
2024/7/1 追記:
進行不能バグ回避。無理やりギフトフィールド側に出るザリバラインの階段を上がった瞬間にアプリ強制終了。
オートセーブが階段を上がったタイミングにて判定し、ザリバラインを渡れた状態でセーブされる。この状態で進行可能となり、改めてクリアー!
【特徴】
今後のシリーズでも共通の小さなメダル要素ですね。
集めれば戦闘が有利になるような装備も手に入るので、近くだったらいくつか回ってみると楽しそう。
・お助けNPCキャラの追加
序盤と中盤でサーヨとミナモという2名のNPCが一時的に仲間になるように変化。
特に序盤の方は1人旅になっているところにボスまで出て来たりと、詰む要素のポイントになる部分にお助けキャラが入ったのはポイント高い。
この作品、480円だすとバランスがちょうど良くなる……と紹介されているため「課金前提のバランス」と言われることもしばしば。
実は「課金したところで難易度が結局難しい」が正解です(笑)
実際特にこのお助けキャラが出てくる序盤の部分が1番難易度が高く、課金どうこうでは突破出来ない内容になってます。
(レベル上げもしないで進めないって感じですね)
・課金アイテムのルビーが2つだけ手に入るように変化
ここもお助けポイントの1つ。
ルビーが2つ手に入るおかげで、経験値2倍のアビリティが手に入ります。
またアビリティを売ればまたルビーが2個手に入るため、レベル上げが万全であれば、このルビー2つを使い回せばボスには別アビリティを装備して挑むことも可能。
・遊戯場がある
カジノ要素。確かシリーズの他の作品ではなかったはず。
初見プレイではスルー一択ですが、2度目のプレイではカジノ→強い武器ゲット!と、遊びの幅を広げてくれる要素は大歓迎。
・やはりストーリーが1番「地方創生RPG」してる
ネタバレせずに説明が難しいですが、世界観としては「歴史を軽んじた住民たちが暮らす世界」という内容になっています。
未来に目を向けることも大事ですが、過去を軽んじたままでいいのか?と、人によっては説教くさく感じてしまうかもしれませんが、「地方創生RPGとは?」と考えると正解。
多少説教くさくとも、地方創生RPGとしては歴史を軽んじてほしくない。歴史もちゃんとみんな学んでほしい。という部分は感じ取ってほしい。
最初の地方創生RPGとして、この作品のメインストーリーは頭に入れておくべきだなと感じます。
【悪いところ】
・そうは言ってもバランスが悪い
お助けキャラ、アビリティを買うルビーを少量配布と、リリース直後よりは遊びやすくなっています。
ただそうは言ってもエンカウント率やらアイテムの所持制限やらがあるため「昔ながらすぎ」て辛い部分が多数。
この後のシリーズでは解消されたものの、アイテムがキャラ毎に手持ちになるため、装備するにも他キャラへ移動させる手間。
1番はこのアイテム関連で、装備の変更やらで装備をキャラ毎に持ち替えたりと面倒極まりない。他にも戦闘で使用する武器の持ち込み制限にも繋がるため、装備しないものは基本は売るのがベスト。MP消費しない系の武器も置いておけず。この辺が微妙〜に遊びづらくするくらいなら、他シリーズ同様に制限をなくすべき。
・課金がちょっと微妙(特に装備制限系)
課金内容は以下:
①アビリティ購入するルビー
②潜在能力を解放する紋章
③アプリ内外伝作品を遊べるようにする
③は本編に関係ないですし、本編クリアして「さらにこの世界観を冒険したい!」プレイヤー向けのため、むしろ③は大歓迎。
①も、出来れば「言な絶えそね」や「キズナファンタジア」のようにミッション系で手に入るようにしくれればベストですが、他シリーズだと課金要素の1つなので、まぁ許容範囲。
問題は②ですね。
これ、無課金と相性がすこずる悪い。
内容はレベルアップステータスの上昇率と、装備制限の解除。
まず無課金でプレイする方は「本当に面白いのかな?」となんとなくプレイをし始める方だと思います。
これで途中で「お。面白い!お布施お布施!」と思って課金すると、既に上がったレベル分はステータス上昇がない。理想はレベル1で解放するのが理想だが、初見プレイヤーと食い合わせが悪い。
もう一つの装備制限がもっと悪く。
ゲームの進行上で適正な装備が拾う&買えるものの、課金していなければただの荷物となってしまう。
初見の時は無課金で無理やりクリアしたものの、改めて見ると制限かけすぎでちょっとやり過ぎ。
特に強い雑魚敵から強い装備がドロップ→装備出来ないというのは結構プレイヤーのストレスとなる。
この部分は本当にいらない(実際、これ以降のシリーズには登場しないです)。
・草薙の石から作る装備が、作成した後じゃないと性能が不明
こちらは今作がオートセーブのため、オートセーブと食い合わせが悪い。
カジノで手に入る草薙の石で、各キャラに有用な武器防具が手に入る。
ただし、どういったものが手に入るのかは作成するまで不明。一度作成してしまうとオートセーブのため後戻り不可。
結果、要らないものが出来たら売るしかない。
この辺はもう少しなんとかして欲しかった。性能と装備の上昇率を見れるようにしてくれればいいのに。
【まとめ】
元々は「古い手紙編」という続編?外伝??的なものがアプリ内リリースされたのをキッカケに、再度プレイを試みました。
古い手紙編は、今回のお助けキャラのサーヨとミナモの物語とのこと。
課金としてはこういう外伝的な部分に課金する分には個人的に賛成。
(シリーズ3作品目のはじまりの島も、このような形態にしてくれれば良かったのに)
いつか古い手紙編もプレイする予定です!
また今回は初見ではないため、以前のプレイではスルーしてた遊戯場や果てしない洞窟をプレイして違ったプレイ体験を楽しめました。
特に果てしない洞窟でレベル上げしていたところ、終盤でも使いそうな防具が手に入ったりとかなり楽しめました!
(ただ、悪い部分で書いた「装備制限」がかかる装備がドロップするので、せっかく強い雑魚から手に入れた防具が装備できないというマイナス点を再認識しました)
とまぁ諸々文句は言いつつも、この作品を初めてプレイして「地方創生RPGっていいね!面白い試みだ!」と感じるくらいストーリーにハマります。
気づけばシリーズとなるほど、色々な地方を舞台にしたコマンド選択型のRPGがリリースされるようになった、最初の作品になります。
他の作品は「この地方を舞台するから、この伝承を〜」という作りから始まりますが、ローカルディアクロニクルは「人々の記憶から過去が軽んじられてる現状に一石を投じる」スタイルになっておりますので、地方創生RPGの他作品をプレイしたならば一度は最初のこのローカルディアクロニクルもプレイしてみて欲しいなと感じます。
むしろローカルディアクロニクルをプレイすれば、初期に私が挙げたように「ウチの地元のも作ってくれ!」という気持ちになることでしょう(笑)
また地方創生RPG系は、このローカルディアクロニクルの外伝?として「古い手紙編」をプレイ予定。
あといつリリースになるかわかりませんが、キズナファンタジアが「地方創生すごろくアプリ」なるものを開発者と連携を取っているという情報がありますので、その辺もリリースされたらプレイするつもりです!